2011年8月2日火曜日

昔話集め 2011 染河内の謎(本谷地区)



お盆の季節になりました。今年は暑さが例年より穏やかなので、お参りもしやすい!

しばらく、地元の人しか解らないネタばかりが続きます、去年からほったらかしだった、染河内の謎。
新しく聞いた話をお届けします。

写真は、落岩さん宅の池にある大岩。岩に見えませんが、これは、隣の木が伸びて覆い被さっているため。
落岩という名字の元になったという岩です。裏の山から落ちてきたそうな。


昨年探し回って、結局見つけられなかった、歯痛の神様「はくさ権現」さん。
発見しました。「くさがみさん」とか「はくそ権現」とも呼ばれていたようです。
鹿除けの柵の向こうにひっそりとありました。

昔は、歯痛はつらかっただろうね。
今では、歯痛で神頼みなんて誰もしません。
去年も書きましたが、おそらく白山権現が、なまって「はくさ権現」になったものと思われます。


ほこらの中に、もう一つほこらが入っています。
しかし、白山権現に、歯痛の信仰の例がないため、もしかしたら違うかもしれません。
ちなみに、白山権現は、十一面観音の化身で、先祖の声を現世に届けてくださる神。
この世とあの世を結ぶ神と言われます。

焼山と呼ばれる山、この山の反対側に焼山さんという名字がいくつかあります。
もとは、焼山の方に家があったらしいので、焼山さんは、地名姓なのでしょう。

この山が焼けたのは、本谷地区の奥にある妙見神社を、今の位置に移転したときだそうで、疫病なども一度に起こり、大変だったそうです。妙見神社は、もともと妙見淵の横にあり、今でも塚石が残っているそうです。

本谷地区で毎年ちゃんと祭祀が続いている「大神宮」さん。大神宮は一般的に伊勢神宮のこと。
天照大神が祀られていると思われます。

最後に、本谷地区の山中にある地名、「ヨイチだおれ」の昔話。
その昔、ヨイチというおじいさんが、妻と口論の末、妻の首をナタで切って落としてしまった。
ヨイチは、罪を逃れるため山中に逃げ込むが、のどが渇き下の沢の水を飲もうと考えた。
沢までは崖になっておったので、腰に藤のツルをまき付け沢に下ろうとしたが、足を滑らせ藤によって宙につられたまま息絶えたそうじゃ。そこを「ヨイチだおれ」と呼ぶようになったと。

三人の人に聞いた話を混ぜて作ってみました。
ヨイチはおじいさんだったり、若かったり妻を殺したんではなく、単に行き倒れになったという話もありました。

中坪地区でも新しい話が聞けると良いな。つづく?






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