2011年9月4日日曜日

オカルト復権にもの申す


ああ本当は、今日の今頃富士山の山小屋でご来迎を待っていたはずなのに。
台風12号のせいで、今年の富士山登山はあきらめざるを得なくなりました。

さて、題名どうり。
というのも、先日寺子屋にきている中二の女の子が、学校帰りにふらっと寄ってきて何を言うかと思えば、「10月28日に世界が滅びるって本当ですか?」
ん?世界が滅びるって来年じゃなかった?2012とか言ってたような。
「テレビで今年の10月末って言ってたんです」
とりあえず、笑い飛ばして「滅びへん。滅びへん」
「NASAの人が言ってたって。マヤのカレンダーも」
なんじゃそれ。

世界が滅びると言えば、僕ら世代はノストラダムスの人騒がせな1999年。
怖かったなあ。結構本気で怖かった。子供の時にすり込まれたんで7月超えるまでちょっとドキドキしたもんな。

「ええやんか、世界が滅びるんだったら、全員死ぬんやから」
というと、「嫌です」
だろうねえ。
「テレビでは、なんて言うてたん?地球が破滅するん?それとも、人類が滅亡するん?」
というと、「人類滅亡」
「あのな、人類だけが滅亡するんやったら、病気しかあり得へん。隕石が当たっても、大洪水が世界を包んでも、人類だけじゃなくて、動物も植物もぜーんぶ滅亡するねん。」
「自分だけとか、自分らだけ生き残りたいなんて思っとったら、変な宗教に誘われるぞ」

「でもマヤ文明が…」
「何千年も後のことわかる民族が、なんで滅びてるんや。先のことわからんかったからや」


「ようあるねん。○○教や○○会信じとったら、世界が滅亡しても生き残れるとか、救われるとか。あらへんあらへん。
動物も植物も滅んだ中で自分らだけ助かるなんて大笑いやろ。人間はな、明日何があるかもわからんけど、毎日正しく生きとったらええねん。そんなもん、来月世界が滅びる前に交通事故で死ぬかもしれへんねんで。」
「なにがあっても頑張ろおもてたら、知らんまに10年経ってるわ」
というと、「でも怖い」
「大丈夫、大丈夫。もし世界が滅びたら、おじゅっさんが1億円あげるわ。」

何年かごとに世界が滅びる話が出るのは、キリスト教圏の歴史を見ると何回世界が滅びないといけないかわからないくらい出てくる。
そのたびに教会は、免罪符(罪をすべて償ってくれるお札)を売り、信者を獲得した。(仏教も末法とか言ってマネしたことがある)

某真理教も、ノストラダムスやオカルトブームに乗って、かなりの信者を獲得した。
世の中が不安定になって、そこを漂う人たちをすくい取って金にする人は、どの時代にもあった。
利己主義に陥ると、「自分だけが助かる」というキーワードに矛盾を感じない。
自分だけ、自分たちだけ助かって、何になるというのだろう。

最近、なぜか一時なりを潜めていたオカルト系番組が復活している。
デジタルになってから、心霊写真も見ることなくなったなあ。と思ってたのに、
これだけ世の中が不安定なときに、何の救いもない、データを踏まえた反論もない投げっぱなしのオカルト番組は、何か裏に意図があるような気がして仕方がない。

お釈迦さまの施餓鬼の教えにもあるように、自分だけの利を求めるものに真の救いは訪れない。

人間は、先に何が待ち構えていようと、正しく生きて目の前の人間を少しでも幸せにしようと一歩一歩進んでいくしかない。その結果、死ぬ瞬間に、手を握れる家族や友人や仲間がいれば万々歳だ。

大丈夫!もし世界が滅んだら これを読んでる人全員に一億円あげるから。





この記事を気に入ってくれたらクリック!
Posted by Picasa

0 件のコメント:

コメントを投稿