2011年9月17日土曜日

立山登山練行 その3


雄山頂上。左手奥に見えるのが、山頂雄山峰本社。

立山ふもとにある前立社殿、中宮祈願殿、そして山頂の峰本社の三つをさして雄山神社と言います。

写真をクリックしてもらえば大きなパノラマ画像になりますが、左の社の横に神職が、たっておられます。
3003メートルの上で、ご祈祷を受けました。

たくさんの人が登っていましたが、ご祈祷を受ける方はごくわずか。
せっかくの霊山の気をいただかないのは、もったいないといつも思います。

霊山は、どこでもキチンと教えがありテーマがあり、下から上まで神仏の体を登らせてもらいながら学べることがいっぱい。
綺麗だなーだけでも良いのですが、自分の生命の得がたさ、自然の尊さ偉大さを感じて「生まれ直し」ができることをもっとたくさんの方に知ってもらえたらなあ。

神道は、根幹の教えが成立するのが遅く、あまり知られていませんが明治期まで体系化もなされていませんでした。修験や密教の霊山で祀られていた権現が、廃仏毀釈後、日本固有の神様に直されています。
立山の地名、山名も仏教の影響の方が大きかったことがうかがえますし、立山信仰は地獄と極楽信仰なので、思想的にも神道の影響は少ない。

雄山神社はイザナギ命を祀ってありますが、立山権現(阿弥陀如来の化身)の文字はなく、立山曼荼羅なども特にありませんでした。

神仏分離政策は、神も仏も殺したとよく言われますが、仏教の教えを廃するだけで、せっかく根付いていた教えを有効に神道側に転換し生かすことができなかったため、神さんも死んでいく。



今回先達をしてくださった、西脇、西仙寺の和多僧正。
すごい方です。


こちらもクリックするとパノラマ写真が見れます。
右手の雲のかかった山が雄山。

これから、どんどん紅葉していって、高原が真っ赤に染まるそうです。



夜景。
ちょうど中秋の名月で満月でした。

登っていたときには、雲が殆ど無かったのですが、夕方から少し雲が出て、写真を撮るのも難しかったのですが、良いのが一枚ありました。
残念ながら雄山に雲がかかっていますが、月が阿弥陀如来、雲を諸仏に見立てると、立山曼荼羅の阿弥陀来迎のように見えます。

良いお参りだったなあ。黒部にも行ったのでもう少し。

その4につづく


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